「鍼って本当に効果があるの?」
鍼灸に興味はあるけれど、
- 本当に効果があるの?
- なぜ細い鍼で痛みが楽になるの?
- 科学的な根拠はあるの?
このような疑問をお持ちの方も多いと思います。
近年では、脳科学や神経科学の研究が進み、鍼灸が体にどのような影響を与えるのかが少しずつ明らかになってきました。
今回は、最新の研究から分かってきた「鍼灸が痛みに効果を発揮すると考えられる理由」をご紹介します!
研究でも効果が報告されている鍼灸

かつては「鍼灸の効果はよくわからない」と考えられることもありました。
しかし現在では、鍼治療の効果に関する研究が多く進められており、慢性腰痛や首の痛み、変形性膝関節症、慢性頭痛などに対して、鍼治療が有効であることを示す研究結果も数多く報告されています。
特に2万人以上を対象とした大規模な研究では、鍼治療が未治療群や偽鍼群と比較して有意な改善効果を示したという研究結果も報告されています。
鍼灸が痛みに効果を発揮すると考えられる4つの理由
① 痛みを抑える仕組みを活性化する
私たちの体には、痛みを抑えるためのシステムが備わっています。
鍼刺激は脳や脊髄に働きかけ、この仕組みを活性化することで痛みの伝達を抑えると考えられています。
その結果、痛みの感じ方が和らぐ可能性があります。
② 体内の天然の鎮痛物質を引き出す
鍼刺激によって、
- エンドルフィン
- エンケファリン
- ダイノルフィン
といった鎮痛物質が放出されることが分かっています。
これらは「体内で作られる天然の痛み止め」とも呼ばれています。
③ 脳の働きを整える
慢性的な痛みが続くと、脳は痛みに敏感な状態になることがあります。
近年の脳の活動を検査するfMRI研究では、鍼治療によって脳内ネットワークの活動に変化が起こることが報告されています。
これは、痛みの感じ方そのものに影響を与えている可能性を示しています。
④ 神経の炎症反応に働きかける可能性がある
最近の研究では、慢性的な痛みに関与する神経系の炎症反応に対しても鍼刺激が影響する可能性が示されています。
まだ研究段階の部分もありますが、今後さらに注目される分野です。
鍼灸はどんな症状に活用されている?
鍼灸はさまざまな症状に活用されています。
代表的なものとして、
- 慢性腰痛
- 首や肩のこり
- 緊張型頭痛
- 膝の痛み
- 坐骨神経痛
- 自律神経の乱れ
- 内臓の不調
などがあります。
症状や体の状態によって施術方法は異なりますが、痛みの緩和を目的として広く利用されています。
ハレユイ鍼灸整骨院の施術
当院では、症状がある場所だけを見るのではなく、
- 姿勢
- 動作
- 筋肉や関節の状態
- 日常生活での負担
などを総合的に評価しながら施術を行っています。
整体で身体の全体的な歪みを整え、さらに鍼灸治療で神経やホルモンバランスなどの「体内環境」へアプローチすることで、症状の根本改善を目指します。
また、鍼灸が初めての方にも安心して受けていただけるよう、丁寧な説明を心がけています。

まとめ
鍼灸は単なる経験則だけではなく、近年の研究によってその作用メカニズムが少しずつ明らかになってきています。
- 痛みを抑える仕組みを活性化する
- 天然の鎮痛物質を放出する
- 脳の働きを整える
- 神経の炎症反応に働きかける可能性がある
こうした働きによって、慢性的な痛みの改善をサポートすることができます。
長引く痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
早めのケアが、痛みの長期化を防ぐ大切なポイントです!
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参考文献
- Niruthisard S, et al. Recent advances in acupuncture for pain relief. 2024.
→ 鍼鎮痛の神経科学的メカニズムをレビューした研究 - Yu Z, et al. A coordinate-based meta-analysis of acupuncture for chronic pain: Evidence from fMRI studies. 2022.
→ 鍼治療による脳機能変化を解析した研究 - Vickers AJ, et al. Acupuncture for Chronic Pain: Update of an Individual Patient Data Meta-Analysis. 2018.
→ 2万人以上を対象とした鍼治療の大規模メタアナリシス


